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電子書籍を作るなら「Wordで書いてKDPにアップ」が簡単!

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電子書籍の作り方もさまざまです。EPUBを手作りする方法や、テキスト原稿をツールで変換する方法などがありますが、「簡単にできる方法があれば」と思っている方も少なくないようです。

実際、「どうすれば簡単に電子書籍を作れますか?」とか「EPUBを簡単に作る方法は?」など、よく相談されます。

さて、電子書籍の標準フォーマットになっているEPUBですが、作った電子書籍をAmazonで販売できれば十分という方は、EPUBの知識がなくても電子書籍を作成して販売できます。Wordで原稿を書いてアップロードすれば販売可能だからです。

もちろん、文書作成ソフトの「Word」に慣れていない方には「超簡単!」とは言えないかもしれませんが、仕事などで使っていてWord文書の作成に慣れているなら、Wordで作ってAmazon Kindle ダイレクト・パブリッシング(以降、KDP)にアップロードするのが最も簡単です。

EPUBやmobiなどのフォーマットを意識する必要はありません。いつも通りWordで文書を作るときと同じように原稿を執筆してまとめ、校正してアップロードすれば良いだけです。具体的にはKDPの書籍設定画面の「本のアップロード」で「参照」ボタン(1)をクリックしてWordファイル(docまたはdocx)を選択してアップロードします。アップロード可能なフォーマットについては「フォーマットのヘルプ」(2)を参照してください。

KDPでWordファイルをアップロード

KDPでWordファイルをアップロード

あとはKDP側でKindleで閲覧可能な形式に変換してくれます。ただし、作成したWord文書のレイアウトによっては、Kindle用にうまく変換されない場合があるので、アップロード後の原稿はプレビューファイルをダウンロードしてKindle端末やKindle for PCなどで確認する必要があります。

プレビューファイルのダウンロード

プレビューファイルのダウンロード

KDPにアップロードする電子書籍の原稿として作る前提なら、段組や横長などの複雑なレイアウトで原稿を作らず、Kindle端末で閲覧できるような、画像や文章が上から下へ流れるシンプルな構成で作っていく方が無難です。

「電子書籍って難しそう」とか「EPUBって、どのソフトで作るの?」と思っていた方は、電子書籍の原稿をWordで書いてKDPにアップロードしてみませんか?Wordに慣れていれば、この方法が簡単ですよ。

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